59.「下半身のリンパ節」の反射区について
こんにちは。本日は、「下半身のリンパ節」の反射区について紹介します。
下半身のリンパ節は、『腹部から足部に集中するリンパ管』で、先日の上半身のリンパ節と同じく、病原菌や毒素を撃退し、栄養を運び老廃物を運び去る働きをします。
健康チェックポイントも上半身のリンパ節と同じで、各種炎症、風邪の症状、発熱、免疫力の回復など。
反射区の位置は、足の内くるぶしを下から甲へ周り、骨に突き当たる所の深い窪みになります。
リンパについて少しお話しします。リンパ腺は、リンパ液が集める細菌や老廃物を取り除き、リンパ球の免疫抗体をつくります。リンパ液が欠乏すると、病原菌と戦う抗体が不十分なので自衛できず、疲れやすくなります。菌と戦っているときは発熱しますが、発熱を起こすはずの時に熱を出さない場合もやはり病気なのです。こういう場合を抗体減少症といいます。このような方のリンパ腺の反射区を揉みますと急に熱を出すことがありますが、これはリンパ球が増えて細菌に対して攻撃を始めたことになりますので、安心して揉み続けてください。