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高血圧性疾患

 本日は、「高血圧性疾患」についてお伝えします。

 

 年齢を重ねると血管の壁が固くなって伸縮性が落ちてきます。例えるとしたら、古くなったゴムホースが弾力を失ったゴムホースが弾力を失ってひび割れやすくなる状態だと思います。

 心臓から出た血液が通過するたびに、その圧力を伸び縮みして受け止めることができず、血管の壁が固いまま圧力を受け止めてしまう、これが血圧が上がる一番の理由となります。中には「血圧を上げるホルモン」が内分泌性の腫瘍などで急上昇し、高血圧になることもあるそうです。

 健康診断などで「血圧が高め」と言われても何の症状がないため、よく「サイレントキラー」とも言われています。無症状のまま何年も進行して、ある日突然「脳卒中」などの致命的な病気を発症してしまいます。

 高血圧性疾患の予防法として、食事では、「減塩」、「野菜・果物の積極的摂取」、「コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える」、「魚(魚油)の積極的摂取」、「減量(適正体重維持)のための適切なカロリー摂取」、「節酒」があげられます。運動では、有酸素運動が有効とされ、「ウォーキング」や「ジョギング」、「水泳」、「水中歩行」、「サイクリング」などがあげられ、1日30分が目安だそうです。

 足揉みでの高血圧対策は、腎臓・輸尿管・膀胱・脾臓の反射区をよく揉み、さらに足全体を膝の上まで揉みほぐすことになります。

 私の血圧は昔から低い方でして、55歳の現在は120/80mmHg以下で維持しています。過去を思い出すと、飲み会が何日も続いた時は体調が悪くなって血圧が130を超えたことは何回かあったなという記憶はあります。現在はほとんど飲酒しなくなったのでベスト値を保っているといった感じです。

 「高血圧は病気でなく、“病気になるぞ”という知らせである」と言ったある先生がいましたが、私もそう思います。血圧管理は健康を管理する上でとても重要です。

「たかが血圧?されど血圧!」ですね。

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