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貧血 ~鉄分の過剰摂取の危険性とタンパク質の重要性~   

 おはようございます。先日、「貧血とストレス」についてお話ししましたが、先日お伝えできなかった、私が鉄欠乏性貧血を治す際に失敗したこと、さらに最近MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)の数値が平常値にもどったのですが、どんなことをして平常値にもどしたかを皆様にお話しさせていただきます。このブログをご覧になっている皆様の健康管理と病気予防の参考になれば幸いです。

 私は鉄欠乏性貧血と診断されてから、早く治したいという一心で鉄分のグミサプリなどを摂取したりしたのですが、摂取してから約5ヶ月が経過した時に痔になってしまい、肛門科の病院に行って診てもらいクスリをもらって塗布しましたが、なかなか治りませんでした。

 ある時、かかりつけの病院で医者に状況をお話ししたところ、医者から「鉄分の取り過ぎは危険ですよ。鉄分は過剰に摂取すると体が錆びてしまいますからね」と言われました肛門の付近には括約筋と粘膜や皮膚の間に毛細血管が網目状に集まっているそうで、鉄分を過剰に摂取することで毛細血管が脆くなるため、いきんだ時に毛細血管が破れ出血したのだろうと言われ、さらに医者からは「数値は低いですが軽度ですし、食事からの鉄分補給で充分なので、サプリメントの鉄分補給は直ぐにやめてください」とも言われました。2~3か月で痔は治りましたが、その後の健康診断における採血のMCHの数値は低い状態のままでした。

 私は今年の2月から週一でジムに通い筋トレを始めました。トレーニング後にトレーナーがつくってくれるプロテインを飲むのですが、トレーナーに「毎日プロテインを飲んでもいいのでしょうか?」と聞いたところ、トレーナーからは「一日に必要なたんぱく質量を守って摂取すれば大丈夫です」と教えてくれたことで、毎朝プロテインを飲むようにしました。すると6ヶ月後の血液検査でMCHの数値が基準値内にもどっていました。医者に毎朝プロテインを飲むようにしていることを話したところ、医者は「タンパク質は鉄と結合することでヘモグロビンがつくられるので貧血を予防するには欠かせない成分ですよ」と教えていただきました。

 私はもともとプロテインが苦手で、大学時代に飲んだプロテインが粉っぽくて飲めなく、それ以来飲んでいなかったのですが、今のプロテインは粉っぽさがなくなり、味もいろいろあって大変飲みやすくなっています。

 貧血でお困りの方の参考になればと思い、私の体験をお伝えさせていただきました。

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