大脳白質病変
一昨年の12月に受けた脳ドックで、私の脳に「大脳白質病変」というものがやや増強していることが認められました。今回は「大脳白質病変」についてお話ししたいと思います。このブログをご覧になっている皆様の健康管理と病気予防の参考になれば幸いです。
この「大脳白質病変」は、加齢変化で病的な異常とはされないとのことですが、若くして多数見つかった場合や変化が著しい場合などは脳血管疾患になりやすいと言われてます。私は2013年に初めて脳ドックを受けた時に大脳白質病変が少しあることが判明し、特に問題はないとのことでしたが、8年後の2回目の脳ドックで、大脳白質病変が軽度であるが増強しているとの検査結果でした。
大脳白質病変は、自分で異変を感じることがない場合が多く、私自身も全く異変は感じられませんでした。加齢とともに自然となるとのことですが、過度に進行すると脳梗塞や認知症の要因になるそうです。
最近では、メタボリック症候群、痛風、喫煙、腎臓病などの生活習慣病も、大脳白質病変の原因となることもわかっているそうで、これまでは高血圧が要因となる高齢者の疾患と言われていたようですが、最近は血圧が高くないにも関わらず、ストレスや睡眠不足を感じている若年層にも認められるようになったとのことです。私自身も「大脳白質病変」が増えている原因は“ストレス”だと思ってます。
脳の病気を未然に防ぐには、脳ドックを受診することが一番いいと私は思います。脳ドック受診の推奨年齢は40歳以上です。健康診断や人間ドックのメニューに脳の検査はないので、気になる方は受けてみてはいかがでしょうか?ちなみに足の親指には脳の反射区が集まっています。最初は痛いと思いますが、痛いのを我慢して毎日揉み続けると痛みも和らぎ親指も柔らかくなって脳の病気予防にお薦めです。ぜひお試しください。