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31.「肝臓」の反射区について

 おはようございます。本日は、31番目の「肝臓」の反射区について紹介します。

 肝臓は、横隔膜の直下にある人体で最大、再十両の臓器で、約1.2~1.4㎏、直径約25cmの大きさで、肝円索を境に右葉と左葉に分かれており、左葉は全体の3分の1から6分の1程度で小さいです。栄養分を分解・合成・貯蔵し、必要に応じてエネルギー源として活用し、アルコール、ニコチン、細菌などの有害物質を分解・解毒します。腸内の消化・吸収を助ける胆汁を生産し、赤血球の中のヘモグロビンをビリルビンに変えて、胆汁や新たな赤血球の材料にする働きもあります。さらに破壊された肝組織を自動的に修復・再生します。

 健康チェックポイントは、肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝肥大、慢性疲労、黄疸など。

 反射区の位置は、右足の4趾(薬指)と5趾(小指)の間をまっすぐおりた線と5趾(小指)のしたの突起からひいた線が交わる点になります。

 肝臓が弱るというのは、まず腎臓が弱って老廃物の排泄が不完全となり、取り除かれなかった老廃物が血液によって運ばれて肝臓に溜まることが原因と言われてます。肝臓は“沈黙の臓器”と言われるように、少し弱っても文句を言いません。だから、肝臓の病気は手遅れになりやすいのです。自分の肝臓が良いか悪いかは、顔色でわかります。

 新陳代謝を行い、解毒したり、血液や栄養を貯えたりなど、肝臓の働きを詳しく調べたら500ほどあるとも言われています。肝臓は『人体の大化学工場』ですね!

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