腎疾患
おはようございます。本日は、『腎疾患』についてお伝えします。
腎臓は腰の左右に一つずつあり、血液から老廃物を取り除いて浄化し、余分な水分を排出して体内の水分をコントロールします。
腎臓病を大きく分けると、腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全などの腎臓内科や小児科で扱う病気と、腎がんや腎結石などの泌尿器科で扱う病気に分けられるとのことです。
腎疾患でよくみられる症状として、「むくみがひどい」「尿の泡立ちが多い」「尿の色や匂いがおかしい」「排尿時に痛みのない血尿が出る」「健康診断で腎機能の低下やタンパク尿が指摘された」「原因不明の倦怠感や疲労感がある」などがあります。でも初期段階ではほとんど自覚症状がないらしく、検査してはじめてわかる場合が多いそうです。
腎臓が悪くなりやすい人はどのような人かというと、糖尿病・高血圧症・脂質異常症・肥満・喫煙などの生活習慣病やメタボリックシンドロームのある方とのことです。
腎臓の機能はある程度まで低下すると、元に戻すことは極めて難しいとされています。
私のところの足揉み「中国足心道療術」では、足揉みの最初と最後は、腎臓→輸尿管→膀胱→尿道の反射区を順番に揉みます。これは体内にできる老廃物の大部分は腎臓で取り除かれ、輸尿管、膀胱、尿道を経て排泄されるという考えからで、老廃物を排泄する準備を整えるためにこれらの反射区をよく揉みほぐすことになっています。
「肝腎要」という言葉があります。「最も重要なこと」という意味ですね。肝臓も腎臓も大変重要な臓器ですが、前回紹介した肝臓は“再生能力”がありますが、腎臓には再生能力はありません。腎臓の機能が著しく低下した時は「人工透析」の治療をしなければなりません。
みなさん、腎臓を労わる生活を送りましょう!