利休七則① 茶は服のよきように点て【気配りの大切さ】
おはようございます。本日は、利休七則の1番目、「茶は服のよきように点て」についてお話しします。
まず服の意味ですが、これは飲むことを意味します。よって「服のよきように」とは、飲む人にとってよい加減であるということです。自分が理想とするお茶を客に押し付けるのではなく、客の気持ちになってお茶を点てることが茶道では一番大切な事であり、気配りを持って接客しなさいという教えです。
私は、お客様の状況や気持ちを汲み取り誠心誠意を持ってお茶を点てることが、足揉みと整体にも活かせるのではないかと思い実践しています。
足揉みでしたら、お客様に早く良くなってほしいというこちらの一方的な考えで最初から強く押圧するということはせずに、お客様の表情を確認する、足の反応を感じ取る、強さの加減をお客様に聞きながら押圧する、足の反射区の説明をするなどの気配りに努めてます。おかげ様でお客様からは「足も体も軽くなった」「ほどよい痛さで足裏の奥までコリがほぐれた感じ」「排尿がスムーズになった」「足の重みや怠さがとれた」など、ありがたいお言葉をいただいております。
整体も足揉みと同様、こちら側の一方的な考えで初めから強く押圧することはしないで、お客様に部分部分で声掛けして押圧の強さ加減を確認したり、寒くはないか、具合が悪くないかなど聞いたり、コリの酷い部分を説明したり、自宅で自分でできる簡単な整体術を教えたりなどの気配りに努めています。施術後に「じっくりと丁寧に施術していただきコリと痛みが取れてスッキリし、身体全体軽くなった」「とてもリラックスでき、気持ちよかった」「イタ気持ちい指圧で大変身体が軽くなり、気持ちの面もリフレッシュできた」「今後の良いストレス解消方法を見つけた」など、足揉みと同じようにお客様から大変ありがたいお言葉をいただいており、自信にも繋がっています。
今後も足揉みと整体を施す際は、お客様の体調や不安などを汲み取り、誠心誠意で施術する「気配り」を持って接客に努めていきたいと思います。