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脂質異常症とストレスの関係

 おはようございます。本日は、私がストレスが原因で起きた体の異変「脂質異常症」についてお話しします。このブログをご覧になっている皆様の健康管理と病気予防の参考になれば幸いです。

 以前は高脂血症と呼ばれた脂質異常症ですが、血液中のコレステロールや中性脂肪が増加した状態のことをいうそうです。私が脳ドックを受診して大脳白質病変が確認された時の血液検査の結果は、総コレステロールとLDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪は基準値を超えてました。

 大脳白質病変の原因の一つにメタボリック症候群があると前回のブログで書きましたが、メタボリック症候群は内臓脂肪症候群とも呼ばれていて、内臓肥満に高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が合併している状態のことだそうです。

 私は今のところ高血圧と糖尿病は患っていませんが、LDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪は30歳過ぎた頃から血液検査をするたびに基準値を超えていました。やはり気になりますので食事に気を配ったりジムに通って運動もしたのですが全く数値は下がらず、医者にコレステロールを下げるクスリを薦められるもクスリに頼りたくなかった私は飲まないでいました。しかし、脳ドックで自分の脳に大脳白質病変が確認されたことで、将来、脳梗塞や脳卒中など脳の病気になるリスクが高くなったので、脳ドック受診後からコレステロールを下げるクスリを飲みはじめ、今は基準値内にもどっています。

 食事を気を付けたり運動もしているのに何で数値が下がらないのかと疑問に思った私は、いろいろ調べた結果、私の脂質異常の原因は「ストレス」であることが判明しました。ストレスが加わると“体内では戦うための準備”として、副腎という臓器の外側の副腎皮質から出る副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が分泌され、代謝が悪くなって中性脂肪やコレステロールが血液中に増えて数値が高くなるとのことでした。

 ちなみに脂質異常症は、自覚症状がないらしく、自分で気が付くことはまずないようです。そのため“サイレントキラー”とも呼ばれています。甘く見てると危険です!

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