胆道ジスキネジー(前半)
こんばんは。私が「胆道ジスキネジー」というストレスが原因で罹患した病気のお話をさせていただきます。
このブログをご覧になっている皆様の健康管理と病気予防のご参考になれば幸いです。
私が胆道ジスキネジーを患ったのは、今から22年前の平成13年の夏でした。私はその年の1月から本来の業務ではない任務に就き、7月半ばまでほとんど休みのない職場環境にいましたが、毎日自分に気合を入れてがんばっていた当時の状況でした。
体調の異変は7月半ばでした。突然食欲がなくなり、時々みぞおちがシクシクと痛み、何を食べても下痢をし、口内炎ができて痛くて食べないほうがラクだから食べないでいると体重がみるみる落ちていくといった状態に陥りました。忙しい合間に病院に行き、胃・大腸・小腸の内視鏡検査をしましたが異常は無く、私は札幌市内の漢方薬店に行って症状を話して漢方薬を調合して飲んだり、整体院に数件行って施術してもらいましたが回復することはありませんでした。整体院から「足が凄く冷たい」と言われたことを記憶してます。
私の激やせした姿を見てさすがに心配した上司から「病院に検査入院してこい。」と言われたため、8月下旬に某病院に入院して再検査を行ったところ、担当医から「エコー検査の結果、胆のうが動いてませんね。普通、食べたり飲んだりしたら胆のうは収縮するんですけど、まったく動かず張ったままの状態になってます。これは胆道ジスキネジーという病名でストレスや過労が原因で自律神経がやられる病気です。しばらく入院して心身共に休ませましょう。」と説明を受けました。初めて聞く病名で驚きましたが、胃腸等に腫瘍ができているというものではなかったので安心したことを覚えています。デパスという薬をしばらくの間服用し、精神が安定してきていることも実感しました。食後の下痢がなくなったころで退院し職場復帰しました。
予想以上に長文になってしまいましたので、続きは明日に致します。次回はこの胆道ジスキネジーを経験して学んだことや実行したことなどについてお話ししたいと思います。